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修理例3.症状『スポットロックがすぐ停止』

こちらは、アイパイロットの故障です。スポットロックをすると、すぐに停止してしまうとの事でした。確認すると、ステアリング出力の電圧が一瞬出ますが、ダウンしてしまう症状。残念ながらアイパイロットユニットを交換させて頂きました。

但し! このままお返しすると、再発の可能性が高いんですNO!

ステアリング出力のトラブルは、ステアリングボックス側に問題がある事が殆どなんです。そこで、ステアリングモーターにバッテリーを直結すると、、、正常に回転します見る

ここまでですと、一見、ステアリングは正常に思えますよね! 通常チェックに使用する当店のバッテリーは、通常13〜14V位出ております。ここで、17年前のバス釣りの時に使用していたボイジャーの出番です拍手 このバッテリーは満充電しても11.7〜12.0Vちょうど位しか出ません。コイツを繋ぎますと、案の定、非常に重たい回転である事が判明しました見る

どういう事かと申しますと、アイパイロットユニットは、なるべく12Vよりも高い電圧で使い始めた方が正常動作しますが(正確には正常動作する時間を長く確保出来る)、ステアリングのマニュアル操作時やスポットロック、AAPの際に出力されるステアリングケーブル(白黒ケーブル)の電圧は12Vちょうどなんです!

今回の故障機のステアリングボックスは、電圧が高ければ正常に動作するが、12Vちょうどの電圧を掛けると重い回転となる事がわかりました。

原因としてはステアリングモーターの腐食進行や、ステアリングボックスのOリング切れなどです。今回のお客様のミンコタ機では、Oリングは問題無さそうなので、元気の無いステアリングモーターのみ交換させて頂きました。

ステアリングボックス内の塩の結晶も取り除き、グリスをテンコ盛りにしてから組み立てて、動作確認すると正常動作となりましたグッド

【ポイント】
STモデル御使用の方は必須であり、昔からお伝えしている内容なんですが、ミンコタエレキのスポットロックや、、AAP、APを使用する前に、毎回マニュアル操作にて、ステアリングがスムーズに左右回転するかチェックしましょうOK

こうする事で、高価なアイパイイロットユニット破損の確立を大幅に防ぐ事が可能です。ステアリング動作が重いまま使用しますと、指示系統に負担が掛かり、やがては以下部品の破損に繋がります。

SPの場合 : アイパイロットユニット(ステアリング出力低下)
STの場合 : コントロールボード(ステアリング出力低下)

以上3回にわたり、12月以降に取り扱った故障事例を紹介しました。当店で高価なパーツを買わなくて済む様、出船回数の減るこの時期は、点検、メンテナンスにチャレンジしてみてはいかがでしょうか!
author:, category:トラブル事例, 15:54